〜 ソフトフォークとは 〜
仮想通貨はブロックチェーンという仕組みで成り立っています。
仮想通貨は、電車で例えると、一つの電車のシステムを作って、情報という乗客を車両（ブロック）にたくさん乗せて動かすのですが、
一番先頭車両から連結した一つのデータの列車なので、システムを変えるには
先頭車両を含めた全車両のシステムを変えて、
以前のシステムもそのまま使えるようにするか、
ハードフォークをするか
どちらかの方法しかないと言われています。
つまり、正反対の方法ですよね。
その２つの方法のうち、前者の方法を
ソフトフォークと呼んでいるのです。
ハードフォークと反対に、ソフトフォークは互換性がある、つまりそのまま使えるので
今までのシステムを残したまま、新システムも使うことになり、
一つの仮想通貨のまま、電車を発車することができます。
具体的には、その盗難者のウォレットの利用を無効にするという
イーサリアムのソフトウェア更新版をスグにリリースし、
この更新版をイーサリアムの全採掘者の採用によって、
盗難者のウォレットアドレスが使えなくなるようにしたのですね。
このソフトウェアの変更と更新によってこのアドレスだけが影響をうけ、他の人に影響はないわけです。
これをソフトフォークというのですが、このままでは犯人は
盗んだお金を使えなくなるけども同時に、他のthe daoの所有者も使えなくなる、誰も使えないお金になってしまうのだそうで、
そこからまた他の手段を経て、発車ができる、
という流れになっているのですね。
結果的に、イーサリアムは再び信用を取り戻し、
価値が上がっていったから結果オーライですね。
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